ハンドル名:BRIGHTWELLさんの投稿
プロフィール
・年齢 中年
・ 会社員(現在、旅行業とは一切関係ない職種であるが10数年前に旅行業界にいたことがある<約3年間>)
・ 試験を受ける動機 社で旅行業務の取扱を初めるため、業務取扱主任者が必要になった
・ 結果 旅行業法 92/約款 92/国内実務
78/海外実務 145 合計407点
学習期間
2001年3月から
3月―5月 市販の書籍を使用(成美堂出版社)
6月―試験直前 J●B系の夜間講座(週2回)通学
教材=各課目の教科書、地図帳(世界・日本)、時刻表、問題集(トラベルジャーナル社
テーマ別問題集(一般・国内))
学習内容
おもしろい(?)学習法
1、教科書・参考書にマーカーを付けない
マーカーを付ける付けことにより、次回以降その参考書、資料を読み返す時にそのマーカーばかりに目が行ってしまい、内容を文章として捉えることができないので、私はマーキングを一切しませんでした。最も私の場合、マーカーをすると結局全部にマーカーをすることになってしまいますが。(笑)私の参考書は実にきれいでしたよ。それが証拠に試験終了後、参考書も問題集もB●●K
O●Fで売れましたから…。
2、雑紙使用
1にてマーカーをしない代わりに「雑紙」を使用しました。幸い会社ではコピーの失敗等たくさんの雑紙がでます。それを積み上げておき、それにマーカーをしたであろう個所、条文の内容、料金計算、温泉名などなど、とにかく書きまくり、覚えました。暗記物については「音読」が最も効果的である、と私は信じていますが、その音読が叶わない事情もありました。電車内の学習、図書館での学習、深夜、家族が寝静まってからの学習…。このような環境の中、書きまくりについては自分では実証されていたので、その方法を再度採用しました。これ、音読ができない環境の人には効果的ですよ。お金のある人はノートでも良いし、無い人は広告の裏でも良い。別にノートを「取っておく」必要は無いのですから…。
3、授業中はノートをとらない
夜間講座では授業中にノートを一切とりませんでした。その代わり、MDに授業を録音し、復習時に自分なりにまとめ、理解をする。ノートを取る行為は集中が分散し、耳がお留守になることが多く、ましてやノートを綺麗にまとめ、整理をしつつ、理解することは到底私にはできませんでした。授業中にノートを取ることに神経を奪われるより、聞くことに集中することで理解度が増すと思います。録音をしてある、という安心感もありますし…。録音機能がある機材を持っていない方、ちょっとの投資で大きな効果が得られると思います。試す価値は有ると思いますが、いかがでしょうか。
各課目について
旅行業法・約款
3月―5月まで市販の教科書を使用していた関係で、条文に触れることはほとんどありませんでした。6月から夜間講座に通うことが決まっていたので、「その前に」内容を理解しておこう、ということが主な目的でした。この学習が後々非常に役にたちました。各方面からは「試験は条文から出題される」との声を良く聞きますが、過去問題、練習問題を見ても条文の穴埋め問題は稀ですし、どちらかというと内容の理解を求められています。例えば、第6条には登録の拒否が書かれていますが、設問では6条で何を言っているか、ではなく、登録の拒否事由についてあてはまるものは云々…となるわけです。夜間講座でも条文の内容を説明し、その後はケーススタディを紹介していました。最初から条文を読み、内容を理解することはよほど慣れた人でない限り、自ら困難に足を踏み入れることとなります。本試験において点数を稼がなくてはならない「条文・約款」を嫌いになってしまう可能性があり、それは致命傷といえるのではないでしょうか。
=内容を理解する →条文を見てみる→練習問題を解いてみる→条文を理解する=のサイクルで学習を進めました。練習問題については同じ問題を繰り返しやっても、だいたい同じところを間違えます。特に約款はやればやるほど言葉のマジックに陥っていきます。
その度に内容を確かめ、条文を確認すれば、より確実にミスを無くすことができます。唯一の注意点は、必要なのは条文、内容が変更されることが多いということです。特に約款は。それに対処するために情報はできるだけ早く手に入れることが必要です。市販の問題集、WEBで簡単に手に入ります。この「変更された箇所」が「試験での狙い目」でもあります。
標準旅行業約款以外では、国内航空約款と国際航空約款は数字の入れ替え(年齢や荷物の重量など)が多いのでセットで学習を進めました。宿泊約款は参考書を読んだだけ。
特別な公式等が必要無いので、業法・約款は他の課目に先立っていち早くスタートをする課目としては最適かもしれません。
国内料金計算
スペースの関係で、ここでは紹介できませんが覚えた公式はJR、貸切りバス、フェリー、宿泊を合わせてもたったの10数個。この公式を問題集で解いていく学習が80%、そしてJRの「企画もの」を試験直前に丸暗記、これが学習方法の全てでした。学習方法をご紹介するのはこの公式を紹介するのがベストなのでしょうが、次の機会に譲ることとします。
海外旅行実務
旅券法、実務とに分れますが、旅券法・CIQを完全にマスターするべく学習を進めました。CIQは語学の問題にも密接に関わるので理解しておくと、単語がわからなくても解ける場合もあります。時差を求める問題、所用時間を求める問題、トーマスクックに関する知識を持つことも大切ですが、試験の予想配点、内容から見ると学習時間をさいた割りには報われない項目です。というのも、本試験ではこれらをジックリ解いている時間がもったいないというのが実感です。(私はこれらの問題を後回しにしました)
海外料金計算
「考え方がわかれば高得点を狙える課目です。」と講師が言っていましたが、やはり、いちばん厄介な課目でした。
この課目に限っては「夜間講座」「集中講座」等、人間(講師等)と相対し、コミュニケーションをとりながら進めることを薦めます。
国内・海外観光地理
過去の問題集が役に立つ唯一の課目でしょうか。問題集は4者1拓ですが、学習方法は正解1問はそのまま問題文と共に覚える。そして、ダミーの3問については自分で問題文を作成しながら覚える。この2本立てで学習しました。しかし、まとまった時間を取っては学習しませんでした。いわゆる、「隙間」の時間に1問でも2問でも覚えていく。これで終始しました。その時に参考書、問題集等を持っていない場合は、駅やラックにパンフレットが山ほどあります。旅行会社には悪いけれどそれをながめ、その後、荷物になるようだったらそのままポイッ、そんな失敬な学習をしていました。この課目はやればやるほどハマってしまいます。きりがないのです。地理検定を受けるわけではないので、8月ころからは「時の運」との割り切りも必要だと思います。
語学
私はこの試験に関係なく英語には変な自身があったので、この課目は「過去問題」を1回やっただけでその他の学習は一切していませんでした。ご参考までにTOEIC
730点レベルです。
最後に
試験課目の考え方は、業法・約款は100点を狙う課目であり、総得点の底上げをはかります。国内業務の料金計算は80%を目標とし、同じく国内地理は課目の性格上60%採れれば良いと考えるべきでしょう。また、海外実務の海外地理は国内と同じく60%、実務については100%、料金計算は70%を狙うことが妥当でしょう。
このように考えると各課目の学習配分の参考となると思います。よろしければ…。
2001年の試験の合格率(4課目)は10.5%です。「高い」ととるか、「低い」と見るかは個人によります。しかし、現実はこの試験が競争試験ではなく資格試験である限り、受験する者にとって結果は100%か0%でしかありません。つまり、学習の成果でしかないのです。たとえ、世の中に「天才」と呼ばれる人が数パーセントいたとしても、気にすることはありません。自分を信じ、勉強に取り組んでください。結果は必ずでます。
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