投稿者:K.S さん の勉強方法など 私が、国内・一般旅行業務取扱主任者試験を受けたのは、平成6・7年の時でした。 その時は業法改正前で、受験科目がそれぞれ4・8科目に細分されていましたが、 現在も内容そのものには変化がないようなので、その時点の区分けに沿って、 以下、書いていきます。 私は、この資格を独学で取得しました。しかも、取得したのは高校時代でした。 特に、強い目標があった訳でもありませんでしたが、旅行というテーマに興味もあ り、 後々何らかの武器になる事があればと考え、受験へ至たりました。 結果から言うと、最初の年にW受験し、国内に合格、翌年一般に合格しました。 >業法・各種約款 先ず一通り何が書かれているのか、訳文や解説集を読み把握する。一部を除いて、 条文を丸々暗記する必要などはありません。そして例えば、旅行業の登録の範囲とか 登録の拒否理由、主任者の職務など、整理して覚えておくべき必須事項を暗記、 また特に約款に多い、何日前までにとか、旅程保証で何%、何歳以上何歳未満など、 数字にまつわるものを抑える。そして、業法第1条など解説書などでも重要視される 条文や過去に出題されている条文など幾つかを覚える。 この分野は、かなり高得点を狙えるところでもあるので、満点を狙うつもりで考えた 方が いいかと思います。 >運賃・料金(国内・海外旅行実務の運賃料金部分) JR運賃・料金、国際航空運賃は、間違い無く大変です。宿泊料金、国内航空運賃に関 しては、 出題パターンや内容量からして、特に別冊で参考書を購入して勉強する必要はないと 思いますが、 JRと国際航空に関しては、全く知識がない人であれば、それぞれ単独に編集された参 考書を 一冊決め、一から学ぶ事をお勧めします。また、国内航空に関しては、各種割引運賃 を 各社時刻表にて覚えておく必要があります。あとは過去問を実際に解けるかどうかだ と 思います。JRなどは適当な旅程を作り、それに沿って自分で個人運賃や団体運賃等、 計算できるようであれば良いかと思います。 >出入国関係法令・実務(海外旅行実務の旅券申請・通関・検疫・為替等各法令の部 分と 主要国等の出入国に必要な手続きに関する実務の 部分) 旅券にまつわる事や日本からの出入国に関する問いが多い事から、参考書にまとめら れている 程度の内容量で間に合うかと思う。ただ、どの項目が出題されてもおかしくないくら い重要な事項 が多いので、細かな数字や区分け等をしっかり覚える必要がある。 また、ある国のTIMが資料として出され、読み取られる出題があるので、その読み方 は 覚えておいた方が良い。 >政治・文化・地理(国内・海外旅行実務の主要国の観光の部分) ここは、出題範囲がないに等しいところですから、満点を狙うにはかなりの努力が必 要になります。 ただ、そうでなければ出題される地理は、日本人が比較的多く旅行する場所などです から 合格ラインには達することは可能かと考えられます。 私が利用したのは、JTBの「旅物語」という、各国全方面のパック旅行をまとめたパ ンフです。 ここに掲載されている観光地、それにまつわる諸々の案内等を「旅に出たくなる地 図」(帝国書院)に マークしたりして覚えて行きました。そのパンフに限らなくても写真付きであらゆる 観光地が 掲載されているので、パンフはいい参考書になるかと思います。そこで詳しく解説さ れていない 観光施設などについては、「世界観光データバンク」(トラベルジャーナル)に類す る資料で 把握して行きました。また、似た問題も繰り返し出題されているので、過去5年程度 の 問題は把握しておくといいかと思います。 国内も細かな問いは多くても、問題文の中にヒントがあることが多いので、有名どこ ろの把握が 必要です。今は、JRで普通周遊券と言うオーダーメイド版の周遊券が無くなりました が、それが あったころ全国各地に周遊指定地というものがありました。その名残でJR時刻表索引 地図には、 周遊おすすめ地という名称で緑色に塗られた部分がありますが、それらに出てくる地 名、温泉地 等などを覚えておくのもいい手かも知れません。そして。それらの解説等は、別に 「全国観光 データバンク」(トラベルジャーナル)に類する資料で把握してください。 >旅行業実務・語学(国内・海外旅行実務の実務処理の能力に関する部分・英語の部 分) 海外は、ビザ無しで入国できる国とか、時差に関することなど、海外旅行で基本的に 必要とされる 知識は参考書にまとまっている程度でいいが、他に国際航空時刻表(OAG)、ヨーロッ パとそれ以外 (日本は、新幹線と主要な特急列車が掲載されている)に分冊される鉄道時刻表トー マスクック を読めるようになる必要がある。特にOAGを読む際には、空港コードや航空会社コー ドなどの 知識が必要となるので、あわせて覚える必要がある。ここでも旅行会社のパンフの旅 程に沿って 利用できるルートと時間など、実際に調べる事が出来るといい。 国内は、各種保険関係や災害・地震に関する心得等、参考書の程度の知識は必要。 語学、つまり英語に関しては、私も不得意な分野ですからアドバイスできるような事 はありませんが、 旅行実務に関する英語の参考書1冊、通読する程度の必要はあるかと思います。 参考資料: 「旅行試験の合格点」「一般旅行試験問題集」「国内旅行試験問題集」「一般旅行試 験の要点知識」 「国内旅行試験の要点知識」「国際航空運賃計算法」(以上、自由国民社) 「旅に出たくなる地図」(帝国書院) 「一般旅行主任者直前対策問題集合格のための厳選600問」(ほうしょう出版) 「ABC」(国際航空時刻表)(OAGと同類・今は無い)「トーマスクック」「TIM」 「JR時刻表」 其の他、旅行会社発行のパンフレット、航空会社発行の時刻表など。 以上、私が思い出しながら綴った、試験対策です。現在国内・海外とも3・4科目に はなりましたが、 問題を見るに以前と変わりはないように思われます。逆に以前は一般では、国内地理 は出題されて いなかったものが、出題されるなどといった変化はあるようですが。 この試験の合格ラインは、諸説あるようですが、私が思うに「かなり出来たな」と思 う程度の出来でないと 受からないような気がします。そうなるとやはり、7割程度の平均点は必要ではない かと思います。 そうなると、点が取りやすい=範囲が定まっている科目、法令・約款・運賃・料金等 で満点を狙い、 地理や語学、実務等を補うといった手法が必要となってくるように思われます。 得意不得意は、個々に違うかと思いますが、全体的に満遍なくの勉強、プラス満点を 取れる科目を 特にの勉強が必要でしょう。
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